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新聞販売店の力強い味方・・スーパーカブ50のオイル交換方法

ご注意下さい!!新しい中華カブ50は交換時オイルの量が0.8Lに増えています。
オイル交換の時期と必要性
新しいスーパーカブ50の警告ランプ スーパーカブ50のような原付も自動車排出ガス規制の適用を受けることになり2サイクルエンジンでは規制をクリアできなくなっています。そのため現在では原付50CCバイクは4サイクルのエンジンが使われています。スーパーカブ50は元々4サイクルエンジンですが規制をクリアするために電子制御燃料噴射システム(インジェクション・PGM-FI)やマフラーに排気ガスを浄化するための触媒(キャタライザー)が付くようになっています。
2サイクルのバイクでしたらオイルは継ぎ足し継ぎ足しでよかったのですが、4サイクルエンジンのバイクではエンジンオイルの定期的交換が必須になります。2サイクルのバイクには付いていたオイル警告ランプはスーパーカブには付いていませんので距離数や時期などで自分で判断してオイル交換をする必要があります。新しいインジェクション仕様のカブに付いているのは排気温度警告ランプです。(このランプが点いたら修理に出します)。

エンジンオイルはエンジン内部を潤滑して磨耗やエネルギーの損失を防いだり、冷却やゴミ?などを洗い流す役目をしています。エンジンだけでなくクラッチも同じオイルで潤滑しているスーパーカブ50などはオイルの重要性が増します。エンジン内のオイルは使っているうちに汚れを含んだり熱で劣化したり酸化したり、まれにエンジン内で燃えちゃったりして粘度が低くなったり(サラサラになったり)量が減ってきたりしてオイルとしての役目を果たせなくなってきます。
そのために4サイクルエンジンのバイクでは定期的なオイル交換が必要になってきます。 (交換とは別に定期的にオイルの量のチェックも必要です。オイルの色はすぐに黒くなりますから気にしません。気にするのは量と粘度です。)

スーパーカブ50の取扱い説明書によるとエンジンオイル交換の時期は、初回は1000kmまたは1ヵ月、以後は3000km毎または1年毎となっています。距離か時期かどちらか早い方を目安に交換します。
新車のときは、エンジン内の部品同士の摩耗で金属粉が出やすいので早めの交換になります(初回は1000kmまたは1ヵ月)。また、まったく動かしていなくてもオイルは酸化して劣化は進みますから最低でも1年たったら交換するようにします。 1年毎は長すぎのような・・・簡単ですから半年毎に交換してはいかがでしょう?
(当販売店では4ヶ月ごとに全車まとめて交換しています)

また、ガソリンスタンドでは自動車用エンジンオイルを入れられる可能性が大きいのでガソリンスタンドでのオイル交換はお勧めしません。
ガソリンスタンドで扱っている高級?自動車用エンジンオイルはギヤやクラッチも同じオイルにさらされるスーパーカブにとっては悪影響があります。バイクショップあるいは簡単ですから自分でカブのオイル交換にチャレンジください。
カブのオイル交換
エンジンオイル交換に必要なもの
     
まずは当然ですがオイル・・・間違えのないのは
ホンダ純正オイル ULTRA G1 10W-30 SL 1缶1Lです 定価 1,208円 (税込) 。
(スーパーカブ50では1回の交換で0.6L必要です)

ホンダ純正でなくてもバイク用の4サイクルエンジンオイルでしたらヤマハ純正でもススキ純正でも聞いたことのないメーカーでも?かまいません。
ホームセンターで安いバイク用4サイクルエンジンオイルを買ってきて用意します。
このとき2サイクルエンジンオイルと間違えないように購入します。

が・・当販売店ではもっと安い自動車用エンジンオイルを入れています・・
 ↑上で自動車用エンジンオイルはダメって書いてあるのに?


オイルを抜くドレンボルトをまわす17mmの「メガネレンチ」または「ソケットレンチ」
スパナやモンキーレンチはドレンボルトをナメル可能性がありますから使用しないでください。

あとは、抜いたオイルを受ける容器と入れるオイルの用量を量るオイルジョッキ
100均の容器や計量カップで充分です(計量カップが小さければ2回に分けて入れます・・あるいはオイル缶から0.4L抜いた残りを入れます)
容器の形状によってはジョーゴが無いとうまく入れることが出来ない場合も(広告などを丸めて代用も出来ます)。

オイルゲージのオイルを拭いたり、こぼれたオイルを拭いたりするぼろ布(キッチンペーパーなどでも)。

燃えるごみとして出す場合には廃オイルを染み込ませるもの・・・
        オイル交換に必要な道具
このようなオイル処理パックは購入する必要はありません(・・アマゾンのリンク貼っているのに?)

ゴミ袋を二重にしてから中にちぎった新聞紙、トイレットペーパー、キッチンペーパー、ぼろ布などなどオイルがしみこむ適当なものを入れます。
(スーパーのレジ袋はオイルが漏れ出す可能性がありますからお勧めしません)

シーリングワッシャ(オイルドレンワッシャーとかパッキンなどとも言います)純正品番は90407-259-000 12mm 5×20。
ドレンボルトにはめてエンジンからオイルが抜けるのを防ぐためのパッキンなんですが・・・
当販売店では今まで取り替えた記憶がありませんが、100円もしない安い部品なので交換を勧めます。パッキンですからサイズが似ているからって普通のワッシャを使ってはダメですよ。
オイル交換の方法
ドレンボルトを確認
まずはオイルを抜くためのドレンボルトを探します。
作業のしやすい平らなところにスーパーカブ50のセンタースタンドを立てます。

スーパーカブ50のドレンボルトの位置 スーパーカブ50のドレンボルトの位置
スーパーカブ50の場合はエンジンとマフラーのスキマからドレンボルトが見えます。
スーパーカブ50を下から見たときのドレンボルトの位置

エンジンの下から見るとこの位置になります・・・。





おぉ~さすが当販売店で一番古いスーパーカブ50。
めっちゃ汚れていますね・・・
新しいスーパーカブ50を下から見たときのドレンボルトの位置



あまりにも汚いので・・・
新しいインジェクション仕様のスーパーカブ50の下です。

上の写真と比べればわかりますが、
新しいインジェクション(燃料噴射)仕様のスーパーカブ50のマフラーにはキャタライザー(排ガス浄化触媒)が付いています。

この写真でドレンボルトの下に写っているボルトは絶対にさわらないようにして下さい。スプリングが飛び出します。
新しい中華スーパーカブ50を下から見たときのドレンボルトの位置
ドレンボルトの位置が確認できたら・・・
古いエンジンオイルを抜きやすくするためにセンタースタンドを立てたままエンジンを始動し2~3分くらい暖気運転をしてオイルを温めて軟らかくします。
(走行直後や長時間の暖機運転はエンジンやオイルが熱くなっていますからご注意下さい。)
オイルキャップを緩めます 古いエンジンオイルを抜く
では・・オイルを抜く作業に入ります。
始めにオイルキャップ(注油口)を緩めてオイルが抜けやすくします。
エンジンの下に古いオイルを受けるための容器を置いてから(燃えるごみで出す場合は上で説明した袋をエンジンの下において直接オイルを受けることも・・・また車庫の中等で作業を行なう場合はオイルで汚れないように新聞紙を広めに引いておくことを勧めます)、ドレンボルトを17mmの「メガネレンチ」または「ソケットレンチ」を使用して緩めます。ある程度緩んだら後はやけどに注意して手で回します。軍手はNGです・・もしオイルが熱かった場合、軍手にしみこみ長時間手が熱にさらされることになり危険です。また、走行直後などに作業する場合はマフラーも熱くなっていますから注意下さい。

エンジンオイルを抜きます ドレンボルトがいきなり外れてオイルが手にかからないように上に押し付けながらゆっくりとまわして注意して外します。 普通でしたらサラサラした黒い汚れたオイル(黒くなるのは当たり前です交換の目安は粘度です)が落ちてきますが・・・たまにオイルが減っていてほとんど落ちてこない場合もあります。(オイルキャップとかが完全に閉まっていないなどでオイルの中に水が混ざって乳化したようになっている場合は・・ど~しましょ?って交換するしか方法は無いのですが・・)
2分くらい放置して廃油が落ちて来なくなったらバイクを傾けたり、キックペダルを何回か動かしますと更に落ちてきます。(あまり抜きすぎると0.6Lではオイルが足りなくなります、0.2Lは抜けきらないでエンジン内に残る設計になっていますからあまり気にしなくても大丈夫です)

フラッシングオイルって必要?
次ぎに新しいオイルを入れるのですが・・・
新しいオイルを入れる前にフラッシングをすると説明しているところがあります・・・。
フラッシングとはエンジン内に残った古いオイルをフラッシングオイルを入れて洗浄することです。フラッシングオイルは研磨剤や有機溶剤のようなケミカルパワーでエンジン内の汚れを落とすためのオイルです。
スーパーカブ50のオイルの量
車ならともかくスーパーカブ50はクラッチもフラッシングオイルにさらされてしまいますから使用しない方がよいのではないでしょうか?それに、スーパーカブのエンジンオイルは全容量0.8L、オイル交換時0.6L使用・・・ つまり普通に交換すれば0.2Lがエンジン内に残っているわけです。 1/4・・25%・・も古いオイルがエンジン内に残っています。 もし、フラッシングオイルを使用した場合はエンジン内に1/4フラッシングオイルが残っている状態の所にエンジンオイルを入れるわけです・・・
つまりフラッシングオイルとエンジンオイルのカクテル状態で次のオイル交換時まで走らなくてはなりません。とてもエンジンによい状態とはいえないのではないでしょうか?

どうしても気になる・・って方は今回1Lのオイルを用意して0.6Lを使います。 0.4Lのオイルが余るわけです・・・
このオイルは次回オイル交換時までにオイルの量をチェックして減っていたら継ぎ足すために保存していきます。
そしてオイル交換時に新しいオイルを入れる前にフラッシングオイルの代わりとしてエンジンに入れて2.3分アイドリングをしてから抜いちゃいます。前回オイル交換で残ったオイルですから多少の酸化もしていると思われるし量も0.6Lに足りません。が・・フラッシングとして汚れを落とすためですからかまいません。それに抜けきらずにエンジン内に残っているのも普通のオイルですからまったく安心です。
1.2分アイドリングをしてからこのオイルを抜いて新しいエンジンオイルを入れます。


中華カブ50はオイルの量が違います 中華カブ50はオイルの量が違います
新しい中華カブ50ではオイルの量が変わっています。
全容量1Lで交換時には0.8Lを入れてください。


新しいエンジンオイルを入れる

ドレンボルトについているシーリングワッシャ オイルを抜き終わったらドレンボルトを締めます。このときシーリングワッシャ(オイルドレンワッシャー)も必要でしたら交換しておきます。
あまり強く締め付けないように注意して下さい。

←一度も交換していませんからボルトに固着しちゃっています・・ 600mlのところに目印


緩めておいたオイルキャップを外します。


計量カップやオイルジョッキに0.6Lの新しいオイルを量ってから注入口から入れます。計量カップなどで入れる場合はジョーゴが必要になる場合もあります(広告などを丸めて代わりにしたり・・)。 いつも使うオイルジョッキでしたら0.6Lのところに印をつけておくと便利です。
新しい1L缶から直接入れるときは計量カップがあれば0.4L抜いてから入れる、計量カップがない場合は少なめに入れてオイルゲージで入れるごとにチェックしながら規定量までいれていきます。
ご注意下さい!!新しい中華カブ50は交換時のオイル量が0.8L(800ml)に増えています。

新しいオイルを入れます
エンジンオイルの量を確認
オイルキャップ オイルキャップにはオイルのレベルゲージがついていますからこれで入れたオイルの量を確認します。
オイルキャップにはOリング(黒いゴムのパッキンリング 純正品番は91307-035-000 18×3 250円くらいです。)がはまっていますからなくさないこと。オイルキャップを外したときにエンジン側について残っている場合もあります。写真のように地面に置くと砂がついちゃいますからまねしないで下さい。
オイルの量のチェック

オイルの量を量るには平らな場所でセンタースタンドを立ててカブの車体を垂直にします。
ゲージ部分のオイルをボロ布など(トイレットペーパーなどは破片が付いてオイルに混じることがありますから止めたほうがよいです)で拭い取ってからレベルゲージを差し込むだけです(まわしてねじ込まない)。いっぱいまで差し込んでから抜いてゲージに付いてくるオイルで確認します。新しいオイルはどこまでついているかわかり難いので前もってキレイに古いオイルを拭いておきます。
油面がゲージの上限と下限の間にあればOKです。上限を超えて入れすぎもよくありませんからそのときは抜きます。
最後にオイルキャップにOリングがついているのを確認してから、次ぎに手で開けられる程度に締めて終了です。

    ゲージについてくるオイルで量を確認
取扱説明書には上限まで入れるって書いてありますが・・・
気にしません?上限と下限の間にあればOKです。ただし定期的にエンジンオイルの量はチェックします。
ホンダの推奨するオイル量の点検方法はこのページの最後に載せておきます。
スーパーカブにはオイルフィルターは付いていません。エンジンの内部にあるオイルストレーナーという金網で大きなゴミを漉していますが・・・。
これを掃除したり交換するためにはクラッチ側のエンジンカバーを外す(エンジンを分解する)必要がありますので当販売店ではやったことがありません・・・。走行距離が4.5万km程度ならオイルストレーナーについては気にしなくてもいいかと・・
さらに、近所を一回りしてから再度エンジンオイルの量をチェックすれば完璧です。

古いエンジンオイルの処理
最後に廃油の処分ですが、自治体によって違うと思います。
燃えるごみで処理できる場合は上で説明した袋の中に廃オイルを染み込まして燃えるごみに出します。
                              廃オイルを燃えるごみで処理
または空いたオイル缶に入れてなじみのガソリンスタンドやカーショップなどに持ち込んで処理してもらってください。
近くのガソリンスタンドでしたらポリバケツに入れて持ち込み可能なところも・・。
当店では1回のオイル交換で(約カブ30台)このバケツで2回持ち込んでいます。



定期的にエンジンオイルの量をチェック
2.3ヶ月に1回くらいはエンジンオイルの量をチェックします。
量が不足していたら交換の時に余っていたオイルを継ぎ足します。
2.3ヶ月であまりにも減りすぎている場合はオイル漏れ、オイル上がり、オイル下がりなどエンジンの調子がおかしくなっているはずですのでバイク屋さんに点検してもらってください。

《オイル量の点検》
1.平坦地でエンジンを3~5分間アイドリングさせます。
2.エンジンを停止2~3分後にオイルレベルゲージを外します。
3.布等でオイルレベルゲージについたオイルを拭きます。
4.車体を垂直にして、オイルレベルゲージをねじ込まずに差し込みます。
5.オイルがオイルレベルゲージの上限と下限の間にあることを確認します。オイル量が下限に近かったら、上限まで補給します。
6.オイルレベルゲージを確実に取付けます。
                                       HONDA スーパーカブ50 プレスカブ50 取扱説明書より




当販売店ではオイルチェンジャーを使ってオイル交換をします。詳しくはこちらで・・


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カブのバッテリーって高いですよね・・・
車のバッテリーのほうがよっぽど安く売られています・・
で・・当販売店で使っているのが

送料がかかりますから1度に5個以上必要でしたら安くて便利です。(ちょっとだけサイズが違いますが大丈夫です)
すでに液が入って充電済みですからすぐに使う場合に(届くまで3.4日かかります)便利です。


バッテリーを新規に設置する場合は補充電することをお勧めします。
ただ、大容量での充電は逆効果・・・・

バル(BAL) バイク用充電器
バッテリーにやさしい 0.8Aの低電流充電
上がってしまったバッテリーの充電はきついですが・・・
満充電の時は微電流による充電だから新品バッテリーの補充電にちょうどいいです。


新中華カブのバッテリー
                     ヤマハ ギア(チューブレスタイヤ)のパンク修理